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楽器について

Salvi Harps 38弦レバーハープを弾き比べてみた(前編)

こんにちは。
銀座サロンの水野です。

ただいま銀座サロンには、SalviHarps製の38弦のレバーハープが豊富にそろっております。なんと種類にして…4種類!どれも同じ38弦ハープですが、それぞれ違う機種なんだから、何か違いがあるはず!今回は、その4種類を銀座十字屋ハープ&フルートサロン hanareの講師・桑原千弦さんに弾き比べてもらいました。


38弦レバーハープの良さって?


レバーハープやアイリッシュハープと聞くと34弦でしょ!というイメージを持たれる方が多いかもしれません。SalviHarps社のPRIMA34,MIAや、青山ハープ社のノンペダルハープThe 130などが有名ですが、これらはいずれも34弦のレバーハープです。世に出版されているレバーハープ用の楽譜は、これら34弦での演奏を想定しているものが多いのも事実です。

しかし、今回ご紹介するのは“38弦”レバーハープです。
桑原講師に、38弦レバーハープの優れた点を聞いてみました。

桑原「まずなんといっても弦の本数が多いことですね。弦の本数が多いと、色々な曲が弾けます。当たり前のことのようですが、実際にハープをやっている人間にとって演奏に使える音域が広いことはとても嬉しいことなんです。また、ボディが大きいので楽器自体の安定感がより増しますし、小さい楽器よりもより音に立体感、奥行きが生まれます。」


それぞれの機種の違い


今回登場する楽器は4台。

でんっ!

38弦弾き比べ

手前から
・GAIA
・TITAN
・PRIMA38(製造終了)
・EGAN
※全てSalvi Harps製

いずれも38弦ですが、並べてみると姿形だけでもかなり違いますね。とくに、新発売機種のGAIA(一番手前)は、34弦MIAと見間違うくらいのコンパクトさです。


弾き比べ


さて、早速、桑原講師に弾き比べをしてもらい、感想を聞いてみました。

PRIMA38


PRIMA38

まずは、PRIMA38。この楽器はすでに生産・販売終了しましたが、未だにファンが多い人気のある機種です。

桑原「PRIMA38は、まろやかな音ですね。音量はそこまで大きくはないので室内向きですね。」

製造終了はしておりますが、現在、中古美品在庫が1台ございます。銀座サロン店頭にて展示販売中です。お問合せは銀座サロン(03-3535-2834)まで。ご希望の方は、お早めに。


EGAN


Salviharps_EGAN

次に、EGAN。独特な形が、とってもカッコイイですね…。なんだかオリエンタルな感じがしますが…。響板幅も4台の中で一番広いし、背も一番高い。さて、音色やいかに?

桑原「音量がでますね!まじりけのない音がとてもきれい。この楽器は、先ほどのPRIMA38と比べてより民族的な音色がするので、ケルト音楽なんか向いてますね。」

ちなみに…桑原講師は、今回の4台の中ではEGANが一番お気に入りだそうです。


TITAN


Salviharps_TITAN

さて、次はTITAN。PRIMA38の後継機種といわれるだけありますね、見た目がそっくり。PRIMA38と比べると少しだけ背は低く、響板は少しだけ広いのが特徴で、弦は、合成繊維のシルクガット弦が張ってあります。

桑原「弦がシルクガットだからか、どちらかというと包み込むような音がしますね。前へ前へ、っていうよりは奏者を包むような…」


む…難しい。やはり奏者の感覚っていうのがあるんですね。たしかに、丸い音といいますか、やさしい音がする感じがします。そして、低音域はかなり重厚感があるようにも感じます。


GAIA


GAIA

最後の一台。GAIAです。GAIAは、2015年9月に発売開始をした最新機種。レバーハープでありながら、ペダルハープの弦が張ってあり、テンションもGHに合わせています。それでいて、形はかなりコンパクト、重さも38弦でありながらたったの11kgですので、持ち運びにはもってこいです。桑原講師も触るのは初めてとのことですが…
桑原「おぉ!音はグランドハープだけど、響きがレバーハープ!おもしろいですね。音量もよくでますし、弾き心地がグランドハープさながらですね。」
今後の様々なシーンでの活躍が期待される楽器です。


後編では…


後編では、動画で38弦ハープの弾き比べを、見て、聴いてみましょう。
それぞれの違いがはたしてわかるのでしょうか!?(動画で伝わるのでしょうか!?汗)

では、後編をお楽しみに♪