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コンサートレポート

【レポート】第520回 原田 侑奈さんによるハープ演奏


11月30日のランチタイムコンサートは原田侑奈さんによるハープの演奏でした。原田さんは今年2回目の登場です。
前回と同様に今回も、とても内容の濃いプログラムを披露して下さいました。

【レポート】第520回 原田 侑奈さんによるハープ演奏

今回は2つのハープソナタです。

まずはC.P.Eバッハのハープソナタです。C.P.E.バッハは、バッハと聴くと皆様“大バッハ”で有名なヨハン.セバスティアン.バッハを思い浮かべるかと思いますが、C.P.E.バッハはその5番目の息子です。作風も父とは全く異なるものです。
この曲は、全部で3楽章です。第1楽章はAdagio un Poco、全体がとてもゆったりとした、美しい音楽で曲が始まります、続いて2楽章はAllegroです。1楽章とは、ガラッと雰囲気が変わり、テンポよく曲が進みます。3楽章もAllegroです。こちらも軽やかに進み、流れるような旋律が印象的でした。

続いて、G.タイユフェールのハープソナタです。
タイユフェールは20世紀フランスの作曲家で、皆様あまりなじみがないかもしれませんね。
この曲も、C.P.E.バッハのソナタ同様、全部で3楽章から成っています。
1楽章はAllegretto、澄んだ音色が響きます。続いて2楽章はLento、左手の一定のリズムが心地良く、ゆったりとした気分になりました。最後の3楽章はPerpetuum mobile、日本語では常動曲と訳します、その名の通り、音が絶え間なくテンポよく続いていました。

原田さんは1つ1つの楽章を丁寧に演奏されていて、ハープの美しい音色を堪能することができた30分間となりました。

毎週水曜日、ランチタイムコンサート開催しておりますので、皆様ぜひご来場下さい。


Program


ハープ・ソナタ / C.P.E.バッハ
Sonata for harp / C.P.E.Bach
Ⅰ.Adagio un poco
Ⅱ.Allegro
Ⅲ.Allegro

ハープ・ソナタ / G.タイユフェール
Sonate pour harpe / G.Tailleferre
Ⅰ.Allegretto
Ⅱ.Lento
Ⅲ.Perpetuum mobile (常動曲)

原田 侑奈


harada
ベルギー ブリュッセル生まれ。
横浜雙葉学園を経て、現在、上野学園大学 音楽学部 演奏家コース4年在学中。ハープを吉野篤子、吉野直子、井上美江子、室内楽を曽根麻矢子、荒川洋、松崎裕、音楽理論を久保田栄子の各氏に師事。第26回日本ハープコンクール本選出場。ニース夏期国際音楽アカデミーに参加し、E.フォンタン=ビノッシュ氏のマスタークラスを修了。受講生選抜演奏会に出演。ジャン=ジャック・バレー氏の室内楽公開レッスンを受講。これまでに、国際ハープフェスティバル スクールコンサートなど多数出演。






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