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フルートとハープの名曲4 ドビュッシーの室内楽

フルートとハープの組み合わせのために書かれた曲は編曲ものを含めると数多くありますが、それにもう一つの楽器、ヴィオラが入った三重奏のための曲も少なくありません。この組み合わせの原点は、ドビュッシーの「フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ」と言えるでしょう。

ドビュッシー作曲フルート、ヴィオラとハープのためのソナタ

ドビュッシーが晩年の1915年に作曲したこの曲は各楽器に精通していたドビュッシーらしい作風で、3つの楽器が織りなす音世界に魅了されます。

またハープの入った室内楽作品としても大変貴重なレパートリーになっています。そしてその後これと同じ編成のために書かれた曲が多くの作曲家の手から生み出されたのです。その中の1曲、ドビュッシー作曲、ダマーズ編曲「ベルガマスク組曲」です。

ドビュッシー作曲ベルガマスク組曲

編曲者のジャン=ミシェル・ダマーズは自身もフルート、ヴィオラとハープのための三重奏曲」を書いていますが、こちらはドビュッシーの初期ピアノ曲をアレンジしたものです。

あの名曲「月の光」がフルート、ヴィオラ、ハープの斬新な響きで描き出され、原曲とはまた違った魅力を放っています。

銀座十字屋 成田睦