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コンサートレポート

【レポート】第505回 近石瑠璃さんによるハープ演奏

お盆前にハープの音色で至福の時…


お盆休みも近い8月10日のランチタイムコンサートは、多くのお客様がご来場下さいました。今回の出演者は近石瑠璃さんです。近石さんは銀座十字屋ハープ&フルートサロンでハープ講師もされています。
【レポート】第505回 近石瑠璃さんによるハープ演奏

まず、最初に演奏して下さったのは、ハープ奏者であり作曲家でもあるグランジャニーが編曲をした、シューベルト作曲「アヴェマリア」です。シューベルトの「アヴェマリア」は、数あるアヴェマリアの中でも1,2を争うほど有名な曲ですので、皆様も聴きやすかったと思います。近石さんの奏でる音色は美しく、スッと身体に音が入ってくるような心地よさが感じられました。

次の曲はバッハの「フランス組曲第6番」より「アルマンド」と「サラバンド」を演奏してくださいました。バッハの曲を丁寧に演奏するのは難しいですが、近石さんは、一音一音を丁寧かつ正確に演奏され、そのバッハらしい曲の雰囲気が会場全体に響き渡りました。

続いてピアノ曲で有名なリストの「愛の夢」です。こちらもハープ奏者でもあり作曲家でもあるルニエが編曲したものを披露してくださいました。この曲はピアノで聴く機会の方が多いかもしれませんが、ハープで奏でる「愛の夢」もとても美しく、近石さんは滑らかに演奏していらっしゃいました。

最後は、パリッシュ・アルバースの「セレナーデ」です。”ハーモニクス”という奏法による静かな音色が響き渡り、独特な雰囲気で始まります。ハープの音色がこんなにも奏法で違うのだな、ということを感じられる曲ではないでしょうか。
近石さんの演奏は、音楽の中での場面ごとでのコントラストがはっきりしていて、その多彩で豊かな表現力により、会場のお客様を魅了されていました。

来週2016年8月17日(水)もランチタイムコンサートは12時30分から開催いたします。ハープの演奏を間近で楽しめます。どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。



Program


アヴェ・マリア / F.シューベルト(グランジャニー編)

フランス組曲第6番より アルマンド サラバンド / J.S.バッハ

愛の夢/ F.リスト(ルニエ編)

セレナーデ / E.パリッシュ・アルヴァース 


近石 瑠璃 (ハープ)


Ruri Chikaishi東京都出身。7才でハープと出会い、10才でプロを目指す。1997年、日本ハープコンクール・ジュニア部門入賞。1999年、同コンクール・アドバンス部門第3位入賞。2005年、東京芸術大学音楽学部付属音楽高等学校を経て、同大学卒業。在学中はソロ、室内楽、オーケストラ等を学び、奏楽堂モーニングコンサートのソリストに選出され、沼尻竜典氏の指揮で藝大フィルハーモニアと協演。卒業後イタリアに留学。マリアグラツィア・コンソリ氏に師事し、トリエステに拠点を置く。イタリア国立音楽院第7次試験に合格。2005年アイルランドの世界ハープ会議(ワールドハープコングレス)より招かれ演奏。2006年イタリア国立音楽院・卒業試験に最高得点で合格し、カステルフランコヴェネト・Aステファーニ国立音楽院を首席で卒業。RAI(イタリア国営放送)で放送されたラティザナ・ストゥッキホールでのリサイタル、ウディネ市でのコンサートをはじめとするソロ活動をイタリア国内で行った。これまでに数々のコンサートに出演し、好評を博してきた。横浜バロック室内合奏団との共演では、二度に渡りソリストとして定期演奏会に出演。ヘンデル「ハープ協奏曲」は当日のライブ録音がCDで発売されている。(『グリーンスリーヴス』:横浜バロック室内合奏団)2011年1月、デビューアルバム『Ruri Chikaishi Authentic Harp』(ルリ・チカイシ オーセンティックハープ)が、まじかるふぇいす/バウンディより発売された。発売に伴い、タワーレコード渋谷店でインストアライブ・サイン会が行われた。同年8月、中野区野方で「Ruri Chikaishi Harp Concert」が開催された。




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