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コンサートレポート

【レポート】第508回 七絵八重 (ななえやえ)による篠笛・ハープ演奏

篠笛×ハープ=七絵八重


2016年8月最後となるランチタイムコンサートは、篠笛・鳳聲晴桜(ほうせいはるおう)さん、ハープ・高山聖子さんのお二人による演奏でした。お二人は今年の4月に出会われたそうで、七絵八重(ななえやえ)というデュオ名を付けられたそうです。西洋音階の7音であるハープと八本調子の篠笛の音が重なるところが由来だそうです。とても素敵な名前ですね。
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最初の2曲は佐藤和哉の「舞姫」と、葉加瀬太郎の「万讃歌」を披露して下さいました。ハープのきらびやかな音色と篠笛の味わいある音色が重なりました。和と洋という、全く違う特性の2つの楽器が、自然に合わさって美しい音楽を奏でていました。

14212217_713872788751613_7537872684484919932_n3曲目は、篠笛・鳳聲さんのソロです。「江戸囃子より~鎌倉 四丁目~」という曲でした。篠笛の音色が響き渡ると一気に時代がタイムスリップしたような感覚になりました。静寂な空間の中で低音から高音まで、鳳聲さんが吹く篠笛の音色がとても心地良く、魅入ってしまいました。


14102441_713872852084940_4175735626101987312_n4,5曲目は、代わって高山さんによるハープソロです。G.F.ヘンデルの「プレリュードとトッカータ」、B.アンドレの「秋のダンス ハープのための6つの小品」です。「プレリュードとトッカータ」は、休みなく続く旋律を高山さんが丁寧に演奏をされていました。「秋のダンス ハープのための6つの小品」では、様々なメロディで奏でられる多彩なメロディが楽しく、時折ハープの響板を叩く奏法もあり、会場のお客様も楽しめたのではないでしょうか。高山さんの奏でるハープの音色は一音一音がクリアで美しい演奏でした。

最後の曲は、七絵八重のお二人で、G.ガーシュウィンの「サマータイム」です。お二人の息の合った演奏で、テンポよく曲が進み、あっという間に時間が経ちました。お二人の演奏が終わった時には、盛大な拍手が会場を包み込みました。

来週も、12時30分よりランチタイムコンサートを開催いたします。芸術の秋、ぜひ、会場にお越し下さいませ。



Program


舞姫 / 佐藤和哉

万讃歌 / 葉加瀬太郎

江戸囃子より ~鎌倉 四丁目~ (篠笛ソロ)

プレリュードとトッカータ/ヘンデル (ハープソロ)
Prelude and Toccata/George Feideric Handel

秋のダンス ハープのための6つの小品/アンドレ (ハープソロ)
Danses D’Automne Six Pieces pour petite harpe/Barnard ANDRES

オペラ『ポーギーとベス』より〜サマータイム〜/G.ガーシュウィン
Summertime /George Gershwin


七重八絵(ななえやえ)

ハープ奏者 高山聖子と篠笛奏者 鳳聲晴桜のデュオ。
西洋音階の7音であるハープと八本調子の篠笛の音が重なるところから、
七絵八重(ななえやえ)と名付ける。



鳳聲晴桜(ほうせい はるおう) ~篠笛~


haruou housei 本名:鮎川洋子 東京都出身。邦楽囃子笛方鳳聲千晴師に長唄囃子師事。重要無形民俗文化財 江戸囃子を若山流家元 若山胤雄師に 師事。平成20年初夏、鳳聲流家元より晴桜(はるおう)の名を許される。平成27年、ミラノ万博に出演。 現在、純邦楽の他様々なジャンルにて活動中。
オフィシャルサイト http://haruou.tokyo/






高山聖子(たかやま せいこ) ~ハープ~


seiko takayama東京都出身。4歳よりピアノ、8歳よりアイリッシュハープ、10歳よりグランドハープを始める。2003年、国立音楽大学音楽学部器楽学科ハープ専攻卒業。これまでに、篠崎史子、東海林悦子の各氏に師事。高円宮憲仁殿下 全国統一追悼チャリティコンサートに出演。2004年、8月、團伊玖磨記念八丈島サマーコンサートにて、川島素晴氏作曲『八丈三題』の世界初演を担う。青ヶ島にて日本で初めてグランドハープを持ち込み演奏を行う。2006年9月、郵船クルーズ『飛鳥II』にて日本一周を経験する。2007年、第15回 香川チター音楽祭にてゲスト演奏。2009年9月、耕心館でのハープリサイタルで好評を博す。
2010年草加市国際ハープフェスティバル2010に出演。12月、山口県萩音楽協会主催コンサートに出演。2012年川崎市ザルツブルク市友好都市提携20周年記念コンサート出演。2013年、サルバトーレ マルクス ハプスブルグ=ロートリンゲン大公殿下来日パーティにて御前演奏を行う。2014年、第一回アイ・ラブ・アイルランドフェスティバルにてアイリッシュハープ6重奏で出演。2015年10月、耕心館での2度目のハープリサイタルを行う。ヤナーチェク・フィルハーモニー管弦楽団、ポーランド国立クラクフフィルハーモニー管弦楽団のエキストラ出演など、ソロ、オーケストラで演奏活動を行う他、テレビの挿入歌、レコーディング、講演活動など幅広い分野で活動をしている。日本ハープ協会会員。銀座十字屋ハープ&フルートサロン講師。
オフィシャルサイト http://www.seikoharp.com/




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