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コンサートレポート

【レポート】第512回 小川真由子さん(フルート)と桑原千弦さん(ハープ)による演奏

2016年9月28日のランチタイムコンサートは、ハープ桑原千弦さん、フルート小川真由子さんお二人のデュオでした。桑原さんは、ランチタイムコンサートに何回も出演して下さっています。小川さんは今回が初めてのご出演です。お二人の息の合った演奏が始まりました。

【レポート】第512回 小川真由子さん(フルート)と桑原千弦さん(ハープ)による演奏

最初はシュテックメストの「歌の翼による幻想曲」です。メンデルスゾーンの「歌の翼に」という歌曲をシュテックメストがフルート用にアレンジしたものです。流れるような美しい旋律をフルートで表現され、ハープの穏やかな演奏ととてもマッチして、聴いているお客様も、お二人の演奏に惹き込まれていました。

次はイベールの「間奏曲」です。1曲目とは違い、とても早いテンポの曲です。合わせるのが難しいのではと思いますが、お二人の演奏は、ぴったりと合っていて、お客様も、お二人の演奏に集中されていました。

3曲目はグランジャニーの「秋」で、こちらはハープのソロです。桑原さんがお好きな曲とのことで演奏して下さいました。落葉がひらひらと舞うようなイメージの曲ですとお話しされていました。まさに、その情景が浮かぶ、とても美しい演奏でした。

最後は再び、お二人で、ジュナンの「ヴェニスの謝肉祭」を披露して下さいました。フルートのテクニックが沢山詰まった難しい曲と説明してくださいましたが、小川さんの美しい音色と桑原さんの優しい音色が重なり、華やかな演奏となりました。
演奏後には盛大な拍手が贈られました。



Program


歌の翼による幻想曲 / H.シュティックメスト
Fantasie “Auf Flugeln des Gesanges” / H.Steckmest

間奏曲 / J.イベール
Entracte / J.Ibert

秋 / M.グランジャニー
Automne / M.Grandjany

ヴェニスの謝肉祭 / P-A.ジュナン
Carnaval de Venise / P-A.Genin

小川真由子 (おがわまゆこ)


Mayuko_Ogawa
武蔵野音楽大学、スイス・バーゼル音楽院、ドイツ国立デュッセルドルフ・ロベルト・シューマン音楽大学卒業。白尾隆氏、フェリックス・レングリ氏に師事、ミヒャエル・ファウスト氏に師事。2008年~2009年 ドイツ・エッセンフィルハーモニー管弦楽団契約団員を務める。在独中、ユーディ・メニューイン音楽財団奨学生として、デュッセルドルフ、ケルンを中心に施設や学校等で演奏活動を行う。2007年 デュッセルドルフ・トンハーレにて、ソリストとして細川俊夫の作品「Voyage Ⅴ」を室内オーケストラと共演し好評を博す。現在、ソロや室内楽、オーケストラ等の演奏活動を行うとともに後進の指導にもあたっている。銀座十字屋ハープ&フルートサロン講師。



桑原千弦 (くわばらちづる)


Chizuru_kuwabara
横浜生まれ。 北海道の網走で育ち、8歳よりアイリッシュハープ、10歳よりグランドハープを始める。 桐朋学園大学音楽学部卒業。同大学研究科一年修了。 これまでにハープを、堤祥作、村上直子、桑島すみれ、ヨセフ・モルナールに師事。 オーケストラを井上美江子、室内楽・アンサンブルを篠﨑史子により指導を受ける。 大阪国際コンクール入選。北見新人演奏会に出演。2016年3月、十字屋ホールにて1stリサイタル”火花”を行い、好評を博す。





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