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くるみ割り人形とハープ その2

花のワルツを最初に弾いた人物

チャイコフスキーの3大バレエの一つ「くるみ割り人形」は1892年、ロシアのサンクトペテルブルクのマリインスキー劇場で初演されました。
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ここでハープを弾いていたのはアルベルト・ツァーベル(1834~1910)というドイツ人でした。

あの有名な「花のワルツ」のハープカデンツァは、この人物の手で最初に奏でられたと言っていいでしょう。

ツァーベルは、21歳でドイツからロシアに渡り、帝国バレエのハーピストとして迎えられ、生涯この地で過ごしたそうです。

また、演奏活動だけでなくコンポーザーとしても数多くのハープの曲を残しました。

代表作の「噴水 作品23」です。
噴水 作品23

収録されているCDはこちら
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ツァーベルは、教育者としてもサンクトペテルブル音楽院でエカテリーナ・ワルター=キューネを始めとする多くの弟子を育て、その教えは現代に受け継がれています。

まさに、ロシアハープ界の礎を築いた偉人といえるでしょう。

銀座十字屋 成田
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