ロシア生まれのハーピスト。5歳でハープを始め、同年コンサートデビュー。その後、卓越した演奏力で“天才少年”と騒がれ、9歳の時、リトアニア国立交響楽団との協演でヘンデルのハープ協奏曲を披露。早くもオーケストラデビューを果たす。サンクトペテルブルク国立音楽院を卒業後はカトリーヌ・ミシェルとサラ・オブライエンに師事。スイスのチューリッヒ芸術大学に入学後はマスタークラスを開講しながら音楽院へと進学する。これまでにUFAM国際ハープ・コンクール第1位をはじめ、リリー・ラスキーヌ国際ハープ・コンクール、サンクトペテルブルク国際ハープ・コンクール/ゴールデンハープなど、名だたる国際コンクールで受賞。2005年には世界ハープ会議でソロ・リサイタルを開催。現在もヨーロッパを中心に、各国で演奏ツアーやマスタークラスを開講し好評を博す。