ハープ人名事典

マックス・ブルッフ

ドイツの作曲家、指揮者、教育者。15歳でフェルディナント・ヒラーとカール・ライネッケに作曲を学ぶ。27歳でコブレンツの音楽監督、29歳でゾンダースハウゼンの宮廷楽長を務める。旋律と民族音楽の響きに重きを置いた作曲家であり、ロマン派音楽の番人のような立場にもなった。ハープ曲というわけではないが、代表作のひとつ「スコットランド幻想曲」などは、ハープに“第2の独奏者に等しい役割”を与えた。日本の山田耕筰の師でもある。

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