イタリア・フィレンツェ生まれのハープ奏者。1930年代に大人気を博した。地元でロイヤル・アカデミーの名誉会員となったが、一家でイギリス・ロンドンに移住。終生イギリスに住んだ。クラシックから当時人気であったラグタイム・ジャズを取り入れた自由で技巧的な奏法で、ハーピストとして最も早くからメディアへ登場したことから、ヨーロッパ各地からお声がかかり楽旅を繰り返した。ハープの王様の異名をとったが、1957年には関節炎がもとで引退している。